■食育　納豆教室　市立門田小学校■会津の納豆屋さん

: 「食育」は範囲が広く語るには難しくいろいろな立場で意見があります。語るよりも先ずは行動。弊社が出来ること、自分が出来ることは何かを考えます。そして今年から始めてみたのが、地元　小学校での「納豆づくり体験」。もともと門田小学校では総合学習の一環として、保護者の畑を借りて減農薬の大豆栽培に取り組んでいました。給食の残りの生ゴミでつくったたい肥を活用し種まきから畑の管理、収穫までを子供たちは体験できます。その収穫された大豆で納豆を作るという体験学習です。

体験したのは３年生と５年生。蒸し上がった大豆をつまみ食いしては、「おいしい！」「あま～い！」といううれしい感想。中には「納豆になると甘くなくなるのはどうして？」といった鋭い質問もありました。納豆ができるまでの工程を説明し、一人一人納豆をパックに詰め、子供たちの手書きラベルで自分ブランドを付けました。なにかと大変でしたが苦労話をここでするつもりはないので割愛。この活動が「食育」になっているか？はわからない。子供たちにとってこの体験を通して何かを学び良い思いでになってくれればいいと思っている。

１ヶ月程経って届いたのが「白糸納豆屋さんへ」と題した感想文集。先生方、保護者の方も感想を書いてくれていた。感動。クセになりそう。そんな訳で来月は東山小学校でやってきます。　　　　

平成１６年１０月